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なぜ年収2000万円を目指す方法を書こうと思ったのか

最初に、自己紹介が必要だろう。まずは@income2000xとさせていただきたい。アカウントは連絡用に開設したものだ。私個人としてはあまりSNSには興味がない。

もしいつか実名を公開しても良いと思えたら公開する日が来るかもしれない。ただ、私はあくまでもごくごく普通の一般人だ。別にビジネスや財界の有名人でも何でもない。あまり興味を持つ方もいらっしゃらないだろう。

年齢は40代後半、アラフィフである。年収はタイトルにあるように2000万円以上ある。仕事は会社経営者だ。10年以上にわたり、複数社経営している。正直忙しい。仕事で依頼されれば人前で話したり、文章を書くことがあるが、いわゆるセルフブランディング的に自ら情報発信しようと思ったことはない。

どちらかと言えば、私は強面と言われる。オラついたり、柄が悪いわけではない。だが、今風の流行りの経営者のようなスマートなタイプではない。

何となくお分かりいただけると思うが、私は別にとりたてて外交的でもなければ、コミュ力の達人でもない。自分の事業がある以上、そこに多くの時間と労力を投入したいので、時間を見つけては文章を書いて公開するタイプでもないのだ。

では、そんな私がこの「年収2000万を目指す方法」を書くことになったきっかけは何かというと、理由は大きく分けて3つある。

  • 巷にあふれる情報には嘘が多いと思ったこと
  • 知人たちに伝えた私なりの方法論が案外好評だったこと
  • 日本の経済状況があまりに悪く、相当稼がないと倒れる人が続出すること

この3つだ。

巷にあふれる金儲け情報には嘘が多い

正直巷にあふれる大金を稼ぐ方法というのには嘘が多い。無論すべて嘘だという気はないが、どう見ても情報弱者を騙し、金銭を搾取するだけという構造のものがあまりに多い。これは注意した方がいいだろう。

また、嘘ではないが「再現性がほぼない」というのが結構ある。もちろん、誰もが必ず金持ちになるという方法論は存在しない。

しかし、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズなど、もはや伝説級の経営者や大富豪のやり方は、実際には「その人には実現できたが、とうてい大衆には真似できない」というパターンなのである。これでは多くの人が実践できない。

知人たちに伝えた私なりの方法論が好評を得た

断っておくが、「どうだ俺の言うことはすごいだろう」などと言う気は毛頭ない。むしろ冒頭で書いたとおり、私はあまり積極的に発言したがるタイプではない。

しかし、経営者である以上、多くの人に会うことも事実だ。私はもう歳もそこそこ行っているので、若手経営者たちを中心に様々な相談を受ける。

押し付けることは嫌いだし、一切しないが、「こうしたらどうか」「こう考えてみたら」と伝える機会は今まで数えきれないほどあった。もちろん誰でもやる気さえあればやれることを伝えている。誓って言うが、怪しい商品や神に祈れと勧めたことなど一度もない。

そんな中で、案外「目から鱗だった」「役に立った」「気持ちが救われた」と言ってもらえることも多かったのである。

もちろん相談に乗ってもらった義理かもしれない。しかし同時に、「体系的にまとめて欲しい」「ブログやSNSで情報配信したらいいですよ」(それは苦手だ)と言われることがあり、もし「こんな私のやり方が多少でも役に立つならば」と思った次第である。

ただ、一つ言えるのは、私は「自分の経験で得たことを、自分の言葉で伝える」ことだけは守っている。それは血肉の通った言葉である。そうでないと相手に伝わらないと思うのだ。

実は直接的な動機はこれかもしれない。心情的には上で述べてきた理由が大きいのだが、それでも本業がある以上は「今すぐ書こう」という気にはなかなかなれなかった。

そもそも私には多くの人全てを救う力量などないし、ドライに聞こえるかもしれないが、正直、その気もなかった。経営者である以上、自分の従業員や取引先、家族や友人を守るのには全力を注ぐが、それ以上の義理はない。

しかし、日本経済は実に30年も上向かないのだ。こんな先進国は他にない。アメリカは言うに及ばず、中国だって日本には及びもつかぬほど大金持ちの国になった。もうこの差は埋まらない。

まあ経済論議は置いておこう。しかし忘れて欲しくないのは「日本人は相当貧乏になっている」という点だ。案外気付いていない人が多いので、心底驚くこともある。正しく「茹でガエル」状態だ。

実際、各種データを見てもらえばすぐわかるが、日本人の給与水準は先進国内ではあまりに低く、とてつもないスピードで少子高齢化が進み、ますます税金や年金、健康保険といったコストは膨らんでいく。2030年には人口の3分の1が65歳以上になる。年金など、もはや貰えるかどうかも怪しい。おまけに日本は世界最大の借金国だ。実は国に余裕資金はない。

さらにトドメを刺すように、新型コロナウイルスによるパンデミックである。完全に日本経済は息の根を止められてしまった。断言しても良いが、日本が上向く未来はない。

それにもかかわらず、日本人の平均年収は、国税庁のデータにあるように、現在440万円程度しかない。バブル崩壊以降、落ちてしまった国民の収入は、デフレが続き、実質賃金(物価変動を加味した実際の自由に使えるお金)では一向に上がっていない。どうシミュレーションしても、この金額では暮らせない未来がやってくる。

つまり、稼がなくてはならない

つまり、あなたは稼がなくちゃいけないんだ。というか、稼がないと相当マズイ。平均年収程度では、確実に破綻してしまう。もはや会社や国頼みにはしてはいけない。

ただ残念だが、全員は稼げない。能力云々ではなく、年収2000万を稼ぐ方法論はあっても、やらない人があまりに多い。

書いたとおり、私は自分のやり方を人に押し付けるのは嫌いだ。全員を救うなんて力量もなければ、そう思うことは傲慢だとさえ思っている。

しかし現在、社会はこの危機的状況である。だから私は正直に伝えるが、辛辣な言葉に聞こえることもあるかもしれない。

だが、もしあなたが現状を打破したいと思い、本気で年収2000万円を目指したいと思うなら、読み進めていただきたい。

なぜ年収2000万円を目指す方法を書こうと思ったのか
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