皆さんは、孤独が怖いだろうか？もちろん、完全に社会的接点を持たず、世捨て人のような生活は良くないだろう。しかし、はっきり言って孤独は恐れるに足らない。いや、むしろあなたが年収2000万円を目指すなら、積極的に孤独を愛し、友のように付き合っていくべき存在だ。そうすれば、あなたの年収は必ず上がる。
多くの人は孤独を恐れ過ぎている
なぜ人は孤独を恐れるのか。そもそも、なぜ孤独はいけないと思うのだろう？
これは結局のところ、幼少期からの刷り込みだ。「みんなと仲良くしなさい」「多くの友達をつくりなさい」等々、誰しも言われたことがあるだろう。自我が芽生える頃になっても、仲間外れにされないように、あるいはコミュ力が大切だからと、なるべく孤独にならぬよう努めていく。
もちろん、道徳の一環で幼い時に上記のように教えられるのは理解できる。周囲に迷惑を掛けたり、ましてや相手を傷つけてしまうようなことは避けねばならない。
しかし、あなたがもう成長した大人であり、独立した人格があるならば、全てを真に受ける必要はないし、むしろマイナスになることさえある。考え方を変えていこう。特に冒頭に書いたように、自らのレベルを上げ、より多くの年収を獲得したいのならば。
なぜ孤独を感じるのか？
どうして大人になっても、人は孤独を感じるのだろう？
寂しいから？一人では何だか心細いからだろうか。まあそういう日があるのは理解できる。
しかし漫然と感じる孤独について、その理由を挙げるならば、単に暇なのである。
厳しい物言いに聞こえるだろうか。もちろん、様々な事情で精神を本当に病んでいるなら、すぐに病院に行って専門家を頼るべきだ。しかしそうではない多くの人の場合、結局は無為な日々を過ごしているからに他ならない。
本当に充実した日々を過ごしていれば、やるべきことがあり、日々それに邁進しているはずだ。心地良い疲労は感じるかもしれないが、寂しさや心細さとは縁遠くなる。
意味のない人間関係は、なくても構わない
あなたは、孤独に耐え切れず、何とはない人間関係を続けていないだろうか？居酒屋で愚痴を言って慰め合う友人とばかりつるんでいないだろうか？
はっきり言おう。そんな人間関係は一切なくて構わない。それを保持し続けるより、孤独の方が何百倍も有効だ。
もしあなたがまだ発展途上で、年収も少ないとしよう。そんな時、あなたの周りの人を見渡してみてほしい。きっと同じような年収で、同じような価値観のはずだ。
類友（るいとも）の言葉があるように、人は自分と似た境遇、考え方の人間と一緒に居たがる。その方が話も合うし、気楽だからだ。そして、年収もほぼ同じである。当然の話だが、年収が低い人と富裕層とでは行く場所も趣向も違う。同じような価値観にはなり得ない。
また、何か新たな出会いがあるのではと、交流会などに意気揚々と出かけて行く人もいる。ところが、そこに集まるのは同じく「何か良いことがあるかもしれない」と期待するだけで、自分からは価値を提供できない人たちばかりだ。そんなところに出向いても意味はない。
孤独の方がむしろ良い
もしあなたが今、上記のような状態なら、やるべきことはたった一つだ。
全ての縁を切り、徹底して孤独になろう。そして、あなたがレベルアップするためのことだけを、ひたすら続けるのだ。
スキルアップや今の仕事がさらに上達する学習でもいい。起業を考えているなら、そのための知識を身につけよう。もしすでに独立しているとしても、常に事業を発展させる手段を模索するのを忘れてはならない。
価値のない人間関係を無理して維持したり、愚痴を言う場で安酒に溺れても意味はない。その時間を全て、自分のレベルアップに充てるのだ。これを淡々と続けてみる。
多くの人は、孤独を恐れずたった一人で、ここまで自らを陶冶（とうや）することをしない。しかし、だからこそ現状から脱却できず、残念ながら年収も上がらない。
数か月でもいい。本気でこれをやってみると、あなた自身が別人のようになっていくのがわかるはずだ。誰からも邪魔されず、全ての時間を自分の向上に充てる。気付けば孤独は心地良い存在となっている。
真剣に没頭している時、年収も上がり、良い人間関係にも出会える
多くの成功者たちは皆、半ば狂ったように仕事に没頭した時期を持つ。彼らほどでなくとも、あなたが本気で年収をアップさせたいなら、為すべきことに没頭しなくてはならない。
そして、為すべきことに没頭している時、人は孤独など忘れるのだ。あなたも年収2000万円を狙うのなら、真剣に、為すべきことに寝食を忘れて取り組んでみてほしい。
そして最後にもう一つ。あなたが孤独をものともせず、むしろ集中のための良い時間として捉えられるようになり、ひたすら邁進している時、そんなあなたに相応しい素晴らしい人間関係が必ず現れる。そして、あなたの年収も上がっている。これもまた、類は友を呼ぶからだ。そんな時に出会った人を大切にしてほしい。あなたの一生の友人になるはずである。
